- 所有しているポリッシャーのサイズを調べるには?
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ポリッシャー本体横のラベルのメーカー名と型番/サイズをご確認ください。
※1インチ ≒ 2.54cm(12インチ:約30cm、14インチ:約36cm)
逆テーパーに植毛※ラベルに記載されている「BURUSH SIZE 34CM」「BURUSH SIZE 40CM」は接地部分の幅を表しています(ブラシの毛は逆テーパーに植毛されています)
- 廃番ポリッシャー(日立/ナショナル)に合うブラシやフロアパッドはありますか?
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日立製ポリッシャーSF-R304には12インチ用(フロアパッドは13インチ)、SF-R251には10インチ用(フロアパッドは11インチ)が適合いたします。またナショナル製ポリッシャーMP-P70、MP-125 には共に12インチ用(フロアパッドは13インチ)が適合いたします。
プレートについては、現在お使いのブラシから取り外して再利用していただく事をオススメいたします。
日立製ポリッシャーについては、当店で販売しているプレートとの互換性が確認済みでございます。
※現時点ではナショナル製ポリッシャーについては、互換性の有無は確認ができておりません
- 8インチポリッシャーの旧型・新型の見分け方は?
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ポリッシャー本体横のラベルで見分けることができます。またワット数も180Wと300Wの違いがあります。
- ポリッシャーで床ワックスも塗れるの?
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いいえ。磨き作業で使用する車用のポリッシャーと混同されがちですが、床用ポリッシャーは床面の「洗浄作業」「床ワックスのはくり作業」に使用します。
一般的な樹脂素材を主原料にした床用ワックスは塗布するだけで光沢が出ますので磨き作業は必要ありません。
床用ワックスは車用ワックスのように機械で塗り伸ばすことはせず、塗布した後は乾燥させるだけです。専用の塗布モップを使い、人の手で塗布します。
床用ワックスの磨き作業はポリッシャーの約10倍の速さで回転するバーニッシャーで行います。詳しくは以下をご覧下さい。
- ブラシとフロアパッドどちらを使えばいいの?
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凹凸のないフラットな床(Pタイルや長尺シート等)の洗浄にはブラシよりもフロアパッドが適しています。床面に点で接するブラシに対して、フロアパッドは面で接するので効率がよいからです。逆に、コンクリートのような摩擦抵抗が大きい床ではフロアパッドは利用できません。過負荷によりモーター焼損の可能性があるためです。その場合はブラシを利用します。また、マンションの共用部等に利用されているエンボスシートや表面に凹凸があるバーナー仕上げの石床などの洗浄にもブラシが適しています。くぼみに入り込んだ汚れを取り除くためでもあります。
【床材による使い分け】
- フロアパッドはどれを選べばいいの?
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フロアパッドは用途、汚れの状態、床材の種類などにより使い分けます。一般的な洗浄作業では緑パッド(硬い)、青パッド(ふつう)、赤パッド(柔らかい)から選ぶのが良いです。最も柔らかい白パッドは軽い洗浄作業に使用します。
床ワックスの剥離作業には、緑パッドより硬い茶パッドか黒パッドを使用します。また黒パッドでも歯が立たない何層にも塗り重ねた古いワックスを除去するなら、更に強い繊維と研磨剤の、以下の2つのフロアパッドをご検討ください。
※ワックス剥離作業には、粗い(硬い)番手<#80><#60>の研磨砥粒入りナイロンブラシも有効です
当店では、様々なタイプやあらゆるサイズのフロアパッドを1枚から注文可能(特殊製品はケース単位)で、多様な清掃現場に対応できます。
関連動画
- 12インチって何センチ?
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1インチ ≒ 2.54cmですので、12インチは約30cmです。
- 12インチポリッシャー用フロアパッドはなぜ13インチ?
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ブラシはポリッシャー本体のエプロン内側に収まるので12インチ、対してフロアパッドはポリッシャー本体のエプロン外周と同じ直径なので1インチ大きい13インチとなります。同様に14インチポリッシャー用フロアパッドは15インチですが、16インチポリッシャー用フロアパッドは2インチ大きい18インチを使用します。
【1インチの違い 12インチ/13インチ】
- プレートに4ッ爪と3ッ爪があるのはなぜ?違いは?
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ポリッシャーの機種によって、本体裏側の回転部分が4ッ爪と3ッ爪の2タイプから選択できるものがあります。なぜ2種類あるのか、しかも以前(インターネットが普及するまで)は地域性があったことにも疑問を感じますが、その理由には諸説あります。東日本向けと西日本向けの違い、販売ルートを区別するため、などと言われています。
そして、ブラシ/パッド台側にビス止めし、本体の爪に引っかけて使用する部品がプレートと呼ばれるものです。つまりプレートも4ッ爪3ッ爪があり、本体側と同じでないと使用できないということです。
【取付金具の違い 4ッ爪/3ッ爪】
4ッ爪プレートと3ッ爪プレートは、かみ合わせパーツとして同じ役割を果たすものではありますが、それぞれに特徴があります。一言でいえば「ガッチリ取付できる4ッ爪、取り外しがラクな3ッ爪」です。
マイナスドライバー等を使って外す必要がある4ッ爪に対して、3ッ爪は軽く引っかかっているだけなので手で回せばOK。ですが、パッド台/ブラシを取り付けたまま移動する際は、外れてしまうことがある3ッ爪より、外れにくい4ッ爪の方が良いと言えます。
【取付金具の違い 4ッ爪/3ッ爪】
当店では、新たにポリッシャー本体を購入される方には「ガッチリ取付できる4ッ爪」をお勧めしています。ただ、今まで3ッ爪ポリッシャーを使用されていたのであれば、ブラシやパッド台を使いまわしできるので、新たに購入するポリッシャーも同じ3ッ爪にする方がよいです。お使いのポリッシャーをお確かめの上、お選びください。
また、山崎産業(コンドル)が販売するポリッシャー(旧「marubayashi」製含む)はプレートの形状が若干異なります。見た目がほとんど同じで取り付けて分かる程度の違いですので注意が必要です。アマノ武蔵電機(ムサシ)製、リンレイブランドなどの「musashi」、の2種類がありますのでこの点もお間違えのないようにお気を付けください。
当店で販売しておりますポリッシャー本体は基本的に4ッ爪です。爪数は “4ッ爪”、メーカーは “musashi” をお選びください。
なお、8インチポリッシャーは3ッ爪タイプしかございません。
musashi 16インチ用 3ッ爪タイプは専用プレートになります。お間違えのないようにお気を付けください。
取り付け例
THE BOSS、イノベーターをお使いの方はTHE BOSS/イノベーター用クラッチプレート(NP-9200)をお選びください。またTHE BOSS、イノベーターで洗浄ブラシ(OCEブラシ、角田ブラシ タイネックスなど)をお使いになられる方はTHE BOSS/イノベーター用クラッチプレート変換セット)をお選びください。
- 高速タイプの方が強力?
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いいえ、強力ではありません。「力の強さ(トルク)」は標準速タイプの方が勝ってます。ポリッシャーのモーターは「回転数」を高めることで「力の強さ(トルク)」は反対に低減します。自動車の変速機と概念は同じです。1速はトルクが大きく車をスタートさせる時に、逆に4速や5速はスタート時ではなく高速運転する際に適しています。ポリッシャーの標準速と高速はこれと似ています。
- 高速タイプはどんな場合に適してるの?
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摩擦抵抗が比較的少ない床の洗浄に適しています。ワックスが塗布された床や凹凸のない床の表面洗浄で、少しでも効率を上げたい場合は標準速より高速タイプを選択するのがよいでしょう。
- 高速タイプはどんな場合に不向きなの?
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大きい摩擦抵抗が掛かる場合は適していません。カーペット洗浄やワックス剥離でモーターに大きな負荷が掛かる作業の際は高速タイプは避けた方がよいです。また凹凸のあるエンボスシートやバーナー仕上げの石材の洗浄にも向いていません。ウェイトを利用して石材研磨を行う際も高速タイプではなく標準速タイプの方が安心です。
❗ モーター焼損について、標準速であれば必ずしも大丈夫というわけではありません。強い摩擦抵抗が掛かる状況ではポリッシャーのタイプに関わらず、モーターへの高負荷には十分にご注意下さい。
- 山崎製(丸林製)ポリッシャーのパーツは手配できますか?
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申し訳ございません。 メーカーへ確認したところ、2008年以前の製品につきましては、パーツの供給が終了しているようでございます。 恐れ入りますが、下記画像を参考にポリッシャーの【ラベル】部分のお写真をメールにて添付してください。
・機械製品の修理受付